建築金物を得意とする歴史ある鋳造品メーカー

特徴・こだわりfeature

東日本金属の特徴

特徴・こだわり

当社のものづくりは、職人の努力により何代にも受け継がれた技術と経験が要求されます。また長年の経験で培った鋳造技術だけでなく、鋳造品を熟知した職人の加工・研磨・組立技術によって「高精度・高品質」の鋳物製品を作り出し、主要メーカー様の真鍮製建築金具を手がけ、各専門分野による協力工場との細かな連携や、立地条件を活かして難易度の高い製品や小ロット多品種といったニーズにも対応しています。
これまでに培った経験と技術によって、お客様に最も適した素材や加工方法の提案といった、多様化するお客様の要望に柔軟に対応することができます。近年では「重要文化財建造物」の改修工事の際にカギや蝶番などの復元事業にも取り組み、材料や形状だけでなく当時の作り方を研究し、復元していることも当社の特長の一つです。デザイナーからのご依頼にも積極的にチャレンジしており、新たなものづくりの可能性を追求しております。

  • 1. 鋳造から組立まで、一貫した製品づくりができる。
  • 2. 鋳造以外のプレス・板金加工・メッキ加工・旋盤加工といった様々なものづくりに応えられる。
  • 3. 小ロット多品種のニーズに対応する技術開発ができる。
  • 4. 各専門分野に特化した協力工場と技術や材質を共有することで、多様化する要望に対応できる。
  • 5. 長年蓄積した技術を活かし、歴史的建造物の金物の復元といった難しい要望に応えられる。
  • 特徴・こだわり

    職人の技が光る高い加工技術

    当社では、型づくりから加工・組立までの一貫した製品づくりができることが大きな強みです。また加工と言えば機械のイメージですが、それを扱い形にできるのは職人の技があってこそ、現在に至るまでに継承してきた職人の高い技術と協力工場との連携によって作られる製品が、東日本金属ならではのものづくりであり、この技術を大切にしています。

  • 特徴・こだわり

    鋳物は「ものづくり」をする上での原点

    素材を溶かし、型に流し込み形を作る「鋳物」という加工技術は、ものづくりの基本であり、原点だと考えています。当社が、砂型鋳物にこだわるワケは、量産前の試作品製造や小ロット品の生産に向いており、なおかつ型作りのノウハウも兼ね備えたスピード感は、砂型鋳物ならではと考えています。製品の品質を保証する上で、基礎となる工程を担えることが東日本金属の強みです。

  • 特徴・こだわり

    お客様のこだわりを製品にする

    お客様のご要望ひとつひとつを適切にお聞きし、加工の設計はもちろん進行管理や協力工場との仲介など、最終的な製品化までのお手伝いをさせていただいております。製造から協力工場との連携までを密にこなす当社だからこそ、お客様のご要望に丁寧に応えられる「ものづくり」のサポーターでありたいと考えています。

鋳物

特徴・こだわり

通常、金属は固体です。しかし、鉄・アルミ合金・銅・真鍮などの金属を、融点よりも高い温度で熱すると流動性を持った液体に変わります。熱を加えて金属を溶かす作業のことを溶解と言います。この溶けた金属を製品の形にくぼんだ鋳型に流し込み、冷却して固める加工方法が「鋳造」と呼ばれるもので、固めて作った物のことを「鋳物」もしくは「鋳造品」と呼びます。冷凍庫で氷を作る作業を想像してもらうと分かりやすいです。

特徴・こだわり

身近なものだと、窓やドアの取手やハンドル・水道金具・バルブ・鉄瓶・風鈴・ゴルフクラブ・景観物などをはじめ、自動車・鉄道・船舶・建設機械などの部品とあらゆるものに使われ、我々の身近に鋳物製品は存在しています。

特徴・こだわり
鋳物へのこだわり

創業以来の鋳造方法にこだわり、今も昔ながらの手作業による天然の山砂を使用した砂型鋳造法を用いた丁寧な仕事を心掛けております。この「砂型鋳物」は、溶かした金属を砂で作った鋳型に流し込んで作る製造法です。型にかかる費用が金型に比べて安く済むため、量産前の試作品製造や小ロット品の生産に向いています。

砂型鋳物の特長

型費が金型に比べて安く済むため、量産前の試作品製造や小ロット品の生産に非常に向いています。

特徴・こだわり
真鍮鋳物の特性

・熱伝導性および電気伝導性に優れている。
・耐蝕性、耐摩耗性、耐圧性、軸受特性に優れている。
・光沢感があり、装飾性もある。
・調合素材によって特性を変えられる。
・比較的安価で製造できる。

鉄と鋼と鋳鉄の違いは、素材の中に含まれる炭素の量の違いです。炭素の量の違いによって、強度や硬度といった鉄の持つ性質が変わります。硬さと靱性は両方を同時に極めていくことができず、通常はどちらかに優れていると、どちらが劣ってしまう反比例の関係にあるため、鋳物の特性にあったものに選ばれることをおすすめします。